自然の多いノルウェーにおいて街歩きを楽しめるところはあまり多くありません。数少ない街歩きが楽しめる街であるベルゲンを観光する場合に押さえておきたい見どころをご紹介します。
ベルゲンはどんなところ?
ベルゲンは首都オスロに次ぐノルウェー第二の都市です。しかし規模は小さく、中央駅から1kmの範囲内に見どころが収まっていますので、半日~1日で歩いて観光することができます。ベルゲンはフィヨルド観光の主要拠点であることからノルウェーを訪れた際に立ち寄る人は多いと思います。数時間でも時間があれば、観光することをお勧めします。
ベルゲンの見どころ
短時間で観光する場合に押さえておきたい見どころをご紹介します。
ブリッゲン(Bryggen)
14世紀中頃にハンザ商人が居住していた地区で、ドイツ風の建物が並んでいます。今はほとんどが土産物屋やレストランとして利用されています。世界遺産に認定されています。
石造りの重厚な建物が多い中、木組みの建物群は独特で見る価値があります。
フロイエン山(fløyen)
ベルゲンの町を見渡すポイントです。ケーブルカーで約8分で上り下りできます。
私が行った日はあいにくの雨で視界はあまり良くなかったのですが、好天に恵まれたら気持ちよく町が一望できそうです。
コーデー・ベルゲン美術館(KODE Kunstmuseum i Bergen)
KODE1~KODE4の4つからなる大規模な美術館です。
なかでもKODE3にはムンクの絵画が数多くあります。ミロやピカソといった著名な画家の作品もいくつか見かけました。KODE1から順に見て回ることになりますが、あまり前半(KODE1やKODE2)で時間をかけてしまうと、見どころ豊富な後半で飽きてしまいますので、計画的に鑑賞しましょう。
日本語のインフォメーションもありました :KODE
私は、朝から13時ぐらいまでの限られた時間で観光しました。美術館鑑賞が少し駆け足になってしまったものの、半日で観光することができました。(もちろんすべて徒歩で回っています)。上記以外にも、博物館や魚市場といった見どころがあります。全体的にゆったりとした街ですので、単に公園をのんびり歩くだけでも良いと思います。